ボルダリングを継続するためには?
ボルダリングを継続するためには?
どうも、ITクライマーです。
ブログ先移転しました!!
R&O climbing(らんどクライミング)というグループで東京を拠点にボルダリング情報を発信しています。
現在、12月ですがとにかく寒い。もうガクブルです。
そろそろ半袖短パンで登るのが厳しくなってきました。
長ズボンが欲しいけど、クライミング用の長ズボンは高い。。
大体、1万円以上するので、ちょっと買えないです。
もう私服のジーパンで登るのを卒業したい。
今日もテニス部時代から愛用しているmizunoの短パンで登ってました。
はい、本題に移ります笑
今日は「ボルダリングを継続するためには?」についてお話しようかと思います。
私はボルダリングを始めて約3年ほどが経ちます。
怪我をして登れなくなることは多少あったものの、週に1,2回は継続して登っています。
なぜ継続して登るかと言いますと、二つ理由があります。
一つ目は、単純に好きで毎週登りたいから。
二つ目は、ボルダリングは毎週登られないと下手になるから。
二つ目について話をします。
ボルダリングって肉体(筋肉、指の力とか)にかなり左右されやすいスポーツなんですよ。だから、1ケ月ぶりにボルダリングすると、全然力が入らなくて登れないことがほとんどです。
「いつもならこんな課題すぐ登れるのに。しかも、もう腕パンパン。。泣」
久々のボルダリングはいつもこんな感じです。
あくまで経験則ですが、週に1回は登られないと肉体の維持は難しいかなと感じています。そして、上手くなるためには+αで週に1~2回登るのが大事だと考えています。
2級前後をウロウロしているレベルなので、偉そうなこと言えないですが。。
そんなわけで、継続は大事です!!
私自身、飽きっぽい性格なので継続が苦手です。そこで、モチベーションを上げてボルダリングを継続するために、私が行っている方法を紹介します。(別に大層なことはしていません)
自分なりに効果があったと思う順番に紹介します。
2. ボルダリング仲間をつく
3. 色々なジムにいく
4. コンペに挑戦する
5. 外岩で登る
1.SNSにボルダリング動画をアップする
自分が登っている動画を撮り、Twitter、Instagram等のSNSに動画をアップします。
私の中では、この方法がボルダリングのモチベーションを上げてくれる一番の方法でした。
自分が登っている姿を動画に撮るのって結構恥ずかしいですが
動画を見返すと「あ、実際はこんな動きしていたんだ。イメージと違かったな」ってよく思います。
後は、自分の成長が動画で実感できることもよかったです。
ただ、ここでのポイントはSNSにアップすることです。
「SNSにアップするために綺麗なムーブで登りたい。」
「あの課題を完登した動画を撮りたい!」
みたいに人に見られることを意識することでモチベーションを上げています。
「ただのナルシストやんけ!!」と言われるかもしれないですが、別にいいじゃないですか大事なのは自己満足ですよ。
周りからの「イイね!」とか結構嬉しいんですよ。
2.ボルダリング仲間をつくる
一緒にボルダリングする仲間をつくり、モチベーションを高め合います。
”モチベーションを高め合う”って言うと、少しかしこまった感じですが
「一緒にこの課題セッションしよう。」
「新しいジムができたから行ってみよう。」
「今日登りたいから、誰か登ろう。」
「コンペに挑戦したいけど、一人じゃ不安だから誰か一緒に参加しよう。」
こんな感じでフットワークを軽くして、登るキッカケをつくることができればいいのかなって思います。共に登る仲間をつくることをオススメします。
私も毎週会社の同僚と、「この日は登りたい」「休みにこのジムに行きたい」みたいな話が活発に行われています笑
3.色々なジムにいく
色んなジムで色んな課題に触れて、飽きないようにします。
ボルダリングジムは大体1~2ケ月の頻度で課題を変更します。そのため、同じジムで登っていると課題に目新しさがなくなってきます。
飽き性な私はすぐに飽きてしまいます。もっと強ければ難しい課題にトライできるんですけどね。。
そんなわけで、毎月ホームジム以外のジムでも登ったりしています。どこのジムに行くかは、Instagramでボルダング動画をみて面白そうな課題を見つけて決めたりしています。
4.コンペに挑戦する
コンペ(大会)に挑戦することで、具体的な目標を持つことができます。
「来月のコンペは何位を目指すぞ。やばい、今週全然登れてないよ。登る時間作らないと。。涙」のように無理やり気持ちを駆り立てて登るときがあります笑
ボルダリングは一人で完結するスポーツなので、基本的には黙々と登るのですが、たまにはコンペに出て普段は味わえない刺激を浴びるのもいいかもしれませんね。
コンペのために登る→コンペに出る→大体悔しくてまた登る
こんな感じのボルダリングサイクルが最近は出来てきました。
5.外岩で登る
外岩で登ることによって、屋内ジムでは感じられない開放感と刺激を得てリフレッシュしています。
岩の冷たくて硬い感触?がとても好きで、たまに登りに行きます。
ただ、外岩は怖い。落ちた時のことを考えると本当に怖い。
だから、もっと外岩で安全に楽しめるように強くなりたい、もっと練習しようって考えます。結果的には、それがモチベーションに繋がっていると思います。
以上、ボルダリングでモチベーションを上げる方法を5つ紹介しました。
今回の方法は、モチベーションを上げるために行ったというよりも、飽き性な私がなぜボルダリングをここまで継続できたのかを洗い出した結果です。
100%経験則なので、参考程度にお願いします!
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました!m(_ _)m
ボルダリングが上達するためには? 4級編
ボルダリングが上達するためには? 4級編
どうも、ITクライマーです。
ブログ先移転しました!!
R&O climbing(らんどクライミング)というグループで東京を拠点にボルダリング情報を発信しています。
5級編が記事の始まりなので、できればそちらもご覧ください。
さて、
ボルダリングが上達するにはどうすれば良いのか?
今回は4級編となりますが、まずはあなたに大事なことをお伝えしなければなりません。
それは
4級が初級者と中級者を隔てる最も大きな壁だということです。
何故かと言いますと4級は下記の二つが両方備わることで完登できるからです。
- 筋力
- ムーブ
5級では、どちらかが備わっていれば完登できる課題も多くありましたが、4級ではそうはいきません。
そのため、「運動神経や筋力を頼りに登ってきた方」や「傾斜がある壁をあまり登らなかった方」は4級で行き詰まる可能性が高いです。
ちなみに、私は完全な筋力ゴリ押しタイプだったため行き詰まった人です 笑
そのため、4級がどうしても登れず、同じ時期に始めた友達にも抜かされてしまい、かなり悔しい思いをしてきました。
でも、今になってやめないで本当に良かったと思っています。
というのも、4級ができるようになるとボルダリングって本当に面白いんです。
面白くなる要素は主に三つあると思っています。(超個人的な見解ですが)
- 様々なムーブが要求されたり、コンペのような課題が出てくる
- ジムによって課題の特徴を感じることができるようになり、色々なジムに行くのが楽しくなる
- みんなでセッションを楽しめるような課題が増える
上記から、私はボルダリングを続けてきて良かったなと感じました。また同様にこれからも続けていこうと思いました。
だから、もし、今あなたがボルダリングを継続するかの岐路に立っているのであれば、もう少しだけ頑張ってほしいです。
きっとボルダリングの楽しさに魅了されると思います。
冒頭のつもりでしたが、かなり長々と書いてしまいました 汗
でも、本当に伝えたかったことなので、、、
それでは、本題に入りたいと思います!!
まずは、4級にはどんな特徴があるかを知り、そこからあなたに必要な能力を身につけていきましょう。
余談ですがこの考えた方は、有名な孫子の兵法に則っています。ご参考までに
相手(4級)を知って、己の能力を分析できれば、4級完登に近づけますね!
*今回は4級編ですが、3級、2級、1級編までの記事も今後書いていくつもりです。できたら初段とかも、、、私ももっと上手くなります!!
もし、指摘箇所があれば気軽にコメントしてください。
(あくまで個人的な見解ではありますが)
4級編
課題の特徴
- 課題の核心ではなくても、持ちにくいホールド(スローパー、カチ)が使用されている
- フットホールドはビスではないが、つま先でしっかりと乗らないといけない小さいホールドや傾きがあるホールドが使用されてくる
- 腕の力だけでは登れないように、体重移動や足技が必要となるムーブが要求される
必要な能力
- 腕と足の力のバランス良く使用できる
- ヒールフック、トゥーフック、フラッギングなどの足技が使用できる
- 重心を意識して、体重移動できる
- 上記の動きに耐えられる指、腕の力がある
4級を登れるようにするためには、如何に腕に負荷をかけずに登れるかが最も大切です。
そして、それを実現するための方法として「足技が〜、重心が〜」と書いていますがイメージがつきにくいかと思うので、少し話を掘り下げていきましょう。
例えば、4級課題でよく落ちるパターンがこちらです。
- 次のホールドを取りに行く時に身体が振られてしまって落下
-
持ちにくいホールドが持てずに落下
どうですかね、一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
1.次のホールドを取りに行く時に身体が振られてしまって落下
1については身体が振られることを想定して、事前に足技を使えば解決できることが殆どです。
*振られを耐えるしかない課題もありますが、多くは3級から要求されると思います。
まず
ヒールフック、トゥーフック、フラッギングなどの足技を覚えたい方はこちらを参考にしてください。
クライミングの基本/フットワーク003「ヒールフック」講師:平山ユージ - YouTube
クライミングの基本/フットワーク004「トゥフック」講師:平山ユージ - YouTube
【初心者がはじめに覚えるべきボルダリングムーブ】2.アウトサイドフラッギング Bouldering moves - YouTube
正直、私が記事に取り上げているムーブ以外にもまだまだたくさんの技が存在します。
youtubeには、ボルダリングの基本的なムーブを一通り解説している動画もあるため、一度目を通しておくと良いと思います。
登り方がわからない時に、「そういえば、あんな動きもあったな。」となるようにムーブの引き出しがあると上達が早いです。
ボルダリングのムーブを一通り解説している動画です。ご参考までに
【初心者がはじめに覚えるべきボルダリングムーブ】1.ダイアゴナル Bouldering moves - YouTube
クライミングの基本/ボルダリング001「スタートの種類」講師:松岡準弥 - YouTube
2.持ちにくいホールドが持てずに落下
2については、トライしていれば、自然と指の力が強くなって持てるようになりますよ!!
・・・・・いやいやそんな殺生な 笑
でも、私はよく強いクライマーの方からそんなことを言われてきました。確かに一理はあると思います。
指が強ければ身体が振られても耐えられるし、悪いホールドも持てる、正直ムーブが最低限できれば登れてしまうのは事実です。
ですが、それには多大な時間がかかることと身体への負担が大きいというリスクが伴います。
当初、私は指の力に頼りすぎたムーブだったため、指の形が変形したり、指の痛みがひどくて生活にも影響が出ていました。
当然ですが、皆さんにはそうなってほしくありません!!
そのため、皆さんには指の力に頼るのは最後の手段であるという認識を持っていただきたいです。
とまぁ、余談は置いときまして 笑
本題である持てないホールドの時には、まず「重心」と「手足のバランス」を考えてみましょう!
「重心」
「重心」はホールドに対して腰の位置を調整することが大事です。
例えば、この写真を見てください。
見るからに腕に力を使っていますね。続いてこちらの写真を見てください。
腰を落としていることで、腕の負荷が少なくなります。「ホールドを持つ」というよりは「ホールドにぶら下がる」というイメージですかね。
逆にホールドのアンダーを持つ場合は、腰を上げることで体勢を維持することができます。
もしかしたら、この記事を見ている方は「なんだよ、そんなこと知っているよ」となるかもしれません。
それでも敢えて載せているのにはもちろん理由があります。
それは、「本当に全力で重心を意識していますか?」という問いかけをしたかったからです。
4級に挑戦するレベルになると当初よりも圧倒的に腕の力が付いてきているので、腕の力に甘えて重心(腰)を下げきれていない人をよく見かけます。
腰を落とすにも、壁から離れる場合と壁に密着する場合もありますね。
ホールドが持てない時はもう一度、重心の位置を見直してみて下さい。多少なりとも妥協している点があるかもしれません。
「手足のバランス」
続いて「手足のバランス」ですが、こちらは私が登るときに意識している脳内イメージのお話です。
ちなみに、これは超個人的な考え方なので、スルーしていただいても大丈夫です 笑
例えば両手、両足合わせて100%の力があり、次のホールドを取りに行くためには右手40%、左手10%、左足10%、右足40%のバランスが必要だと考えたりします。
(実際は%のように数値化はしていないですが、大体右足はこれくらいの力で、、、のようにイメージはしたりします)
ただ、手足のバランスを意識することで、例えば落下した時に「今落ちたのは右足の力が足りなかったからかもしれない、次はもう少し右足に意識を向けて、、、、」などとムーブの軌道修正にかなり役立っています。
登れなかった時に、「なぜ登れなかったのか」、「どうやったら登れるのか」と自分に問いかけて少しずつ軌道修正していくことが大事ですね。
以上が4級編となります!
4級編に限らない話なので、ここで補足があります。
動画を撮って、自分のムーブを客観視してみよう!
ボルダリングが上達するためにも是非、自分の動画を撮ってみることをオススメします。
案外、自分がイメージしていた動きと違くてビックリしますよ。
後は、動画を見直すことで自分の成長も伺えるため、モチベーションの向上にも繋がります。
如何にモチベーションを保ちつつ楽しんでボルダングを行えるかが継続のカギですね!
皆さん、頑張っていきましょー!!
読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m
ボルダリングが上達するためには? 5級編
ボルダリングが上達するためには? 5級編
どうも、ITクライマーです。
ブログ先移転しました!!
R&O climbing(らんどクライミング)というグループで東京を拠点にボルダリング情報を発信しています。
突然ですが、皆さん
ボルダリングで「次の級に挑戦してみたいけど、難しいよ!!」
って思いませんか?
私は日々思っています 笑
ボルダリングは課題がレベル(級〜段)別に用意されているため自分が現状どれくらい登れるかを判断しやすいと思います。よく、Twitterでも何級クライマーという言葉を見かけたりもしますしね。
現状を判断することができるということは、次の目標も明確に決まってきますね。
もちろん、現状を維持することが目標という方もいますが多くの方は次なる目標を見据えて、さらに上を目指すのではないでしょうか。
つまり、今より上の級の課題を完登することです。
でも、◯級になると全然登れないぞ、、、、どうしたらいいんだ?ってなることが殆どですよね。
私もそうでした。
私は、どちらかというと一人で登ることが多かったため
5級から4級、4級から3級へと級を上げるのに中々苦労しました。
多くの時間を割き、試行錯誤を重ねることで1級を少しは登れるところまでは到達することができました。
でも、どうせなら短時間で上達したいですよね 笑
そこで今回は、自分の経験則から級別の課題の特徴と登るために必要な能力を展開していき、皆さんがこの記事を読んで少しでも早く上達できるようになればと思います。
*今回は5級編ですが、4級、3級、2級、1級編までの記事も今後書いていくつもりです。
もし、指摘箇所があれば気軽にコメントしてください。
(あくまで個人的な見解であることはご理解ください)
5級編
課題の特徴
- 持ちやすいホールド(ガバ)が使用されていることが多い
- フットホールドも比較的に大きめでビスのような小さいホールドに乗ることもあまりない
- 課題の核心となる部分で少し持ちにくいホールド(スローパー、カチ)が使用されていたり、ホールド間の距離が遠かったりする
必要な能力
- 少し傾斜がある壁で持ちやすいホールドでなら登れる程度のフィジカル→フィジカルは登っていれば自然と付いてくるので一旦解説なし
登り方を知りたい方はこちらの動画がわかりやすので参考にして下さい。
(登り方の良い例、悪い例を比較してくれているので、オススメです。私も大分お世話になりました 笑)
ホールドの持ち方を知りたい方は以下の動画がわかりやすかったです。
(記事で理解することもいいですが、動画の方がイメージがつきやすいと思います)
クライミングの基本/ホールディング001:アーケ(クリンプ、カチ持ち)
5級が登れる人の傾向としては
ムーブができる
OR
ゴリ押しできる筋力がある
この二つのどちらかがある人が登れている印象です。
筋力は自然と付いてくるので、まずは上記で挙げたホールドの持ち方やムーブを知るところから始めるのが良いと思います!
動画でムーブの理解ができたら、6級や7級などの課題で実際にムーブを試してみましょう。最初は中々できませんが、正規の動きを意識して登っていけば、無意識にムーブが出るように身体が覚えてくれます。
級に限らずに言えることですが、ボルダリングは指の力がとても重要になってくるスポーツです。しかし、この指の力は感覚的には一週間経つと徐々に弱くなってきます。
そのため、できる限り週に一回以上のペースでボルダリングを継続させることが上達の第一歩だと思います。